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男女賃金格差の「わかったつもり」を覆してくれた1冊:
「ジェンダー格差 実証経済学は何を語るか」①

おすすめの本

毎年11月には「仕事と関係なく興味もない」本を買います

目の前の仕事をがんばっていると、ついつい「最近読んだ本は仕事関係のものばかり」ということになりやすいので(お恥ずかしい…)、私は、年に一度、「仕事とは関係ないし、そもそも別に関心もない」分野の本を買うことを自分に義務付けています。

具体的には、毎年11月に発表される「サントリー学芸賞」に選ばれた本を、1~2冊買って読むことにしているのです。

ここ数年、年末にこのイベントを開くことで、(たった年1回のことではありますが)自分の視野がちょっと広がってきたな、と少しだけ豊かな気持ちで年末を迎えることができております。

 

今年の「サントリー学芸賞」受賞本は2冊買いました

さて。

今年(2024年)も11月に発表された、サントリー学芸賞。

今回の政治・経済部門は、なんと2冊とも中公新書という薄さもお値段も手ごろな本であり、さらに、私にとって興味ある内容のものでしたので発表日に即買いしてしまいました。

 

 

 

男女賃金格差の「わかったつもり」を覆してくれた1冊

仕事には関係ない本、と書きましたが。

カンの良い方ならばすでにお気づきのように、2冊のうち1冊、つまり『ジェンダー格差 ―― 実証経済学は何を語るか』は、サステナビリティにも大きく関連のある本です。

そしてこの本は、私にとって、「男女賃金格差」について私がこれまで持っていた思い込みをゆるがせてくれると同時に、男女賃金格差とマーケティングの関係についても考え始めるきっかけとなってくれました。

このあたりのお話を、また来週、回を改めてお伝えできればと思います。

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本日は大変短くてすみません。

皆さま、どうぞ良い週末をお過ごしください。

それではまた、来週のブログで!

執筆担当:川上 佳子

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