「サステナ情報のヒント」は、サスティービー・コミュニケーションズ(SusTB)のスタッフが日々考えていることや学んだことをお伝えするブログです。
サステナビリティレポートや統合報告書の企画・制作をお手伝いしている担当者ならではの視点で切り取った、サステナビリティ開示にまつわる旬の話題をお届けしていきたいと思います。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、このブログを7月1日からスタートしたことには、理由があります。
上場企業様の場合、6月末までは有価証券報告書など法定開示の対応がお忙しいこともあり、サステナビリティレポートや統合報告書、評価機関対応などは7月からが本番とうかがっています。
ここから本格化していく任意開示を準備する中、サステナビリティ担当者さまが抱えるであろう「ここはどう書けばいい?」「書く時に注意したほうがいいことは?」などのお悩みに寄り添い、今日から役立つ情報やヒントを発信していきたい——そんな私たちの思いを形にするため、7月1日にスタートすることを選びました。
今、サステナビリティ担当者さまは本当にお忙しいと思います。
日々更新されるサステナビリティ界隈の情報にアンテナを立てつつ、増え続けるサステナビリティ情報開示の要請に対応し、一方で社内への伝達や各種問い合わせ対応、そして情報開示準備段階での社内調整に多大な労力を割きつつ、ステークホルダーと対話し、その合間に統合報告書やサステナビリティレポートなどの各種原稿を作成し…などなど、担当されている業務は多岐にわたっておられることでしょう。
しかもその対象となる分野も(かつてのように)環境中心ではなく、人権に自然資本・生物多様性に人的資本経営に…と広がり続けているのですから、本当に大変です。
これらのさまざまな課題に対し、「このような開示をすべき」といった話は、日々お聞きになっていらっしゃると思いますが、サステナビリティ担当者さまとしては、「こうすべき」がそのまま自社に当てはまるわけではないところにお悩みあるのではないでしょうか。
現実ベースとして、当社の今年のサステナビリティレポートにはこの内容をどこまで書けばいいのか?そもそも書く時にどのような点に気を付けなければならないのか?開示をするとして、社内にどう説明すれば納得してもらえるのか?……などなど、そんな担当者さまのお悩みに寄り添い、できるだけ「べき論」にとどまらない具体的な解決策例などをお伝えしていくことをこのブログでは目指します(頑張ります!)。
なんだか勇ましい抱負を書いてしまいましたが、このブログは気楽にお読みいただきたいと思いますので、たとえて言うならばサステナビリティ開示のヒントをお届けする「文字のラジオ」のようなものにできればなぁと考えています。
そしてラジオ番組は、リスナーの皆さまからのメールがあってこそ成り立ちます。
そこで、当ブログでも読者であるサステナビリティ担当者さまからのメールを募集したいと思います。
よろしければぜひ弊社ホームページの「お問い合わせ」をご活用いただき、任意開示の「どう書けば?」や「こんなことを聞いてみたい」などをお気軽にお寄せください。
サステナビリティ担当者さまが任意開示の準備でお忙しい時期である7月~9月までの3ヵ月は、このブログも極力頻繁に更新していきます。その中で、リクエストにもできるだけお応えしたいと思います。
おたより、お待ちしております!
川上 佳子
代表取締役 福島 隆史
公認会計士。2008年、SusTBを設立。企業の自主的かつ健全な情報開示をサポート。
川上 佳子
中小企業診断士。銀行、シンクタンク勤務を経て2002年より上場企業の情報開示を支援。