SSBJ(サステナビリティ基準委員会)が国内でのサステナビリティ情報開示の草案を公表。国内基準の策定が進められています。このように、サステナビリティやCSRを取り巻く環境は変化が著しく、より確かな情報収集が必要不可欠となっています。
毎回好評の上智大学名誉教授 上妻義直氏による基調講演では、EUの動向や日本企業の対応策など、サステナビリティ報告の最新情報を解説していただきます。
また、SusTBコンサルタントからは、国内外からの要請に応じたサステナビリティ開示についてお話させていただきます。
さらに今年も、弊社代表 福島隆史が脚本を手がける新作舞台を上演。今回はとある工場を舞台に、環境への取り組みにおけるポイントについて取り上げます。
4部構成のプログラムでお届けする本特講を、ぜひ日々の業務にお役立てください。
サステナビリティ/CSR特講 November 2024
日時:2024年11月25日(月) 13:00~16:10(開場12:30)
会場:よみうり大手町ホール(アクセスはこちら)
12:30 | 開場 |
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13:00 | 主催者あいさつ |
13:05(70分) |
【基調講演】サステナビリティ報告の最新動向2024 SSBJがIFRS S1・S2の国内基準化を進める一方で、EUはCSRDによるサステナビリティ報告規制を開始し、EUで操業する日本企業もその適用範囲に含めています。こうした法的規制を適切に遵守しつつ、人権デューデリジェンスやTNFD等の自主的枠組みによる国際的なサステナビリティ圧力に対処するために、日本企業はどう備えれば良いのかについて、サステナビリティ報告の最新動向を交えて平易に解説します。 |
休憩(15分) 14:30(30分) |
【舞台】しまなみ事件簿(思いやり旅情編) しまなみ工場で火災事故が発生。その日は会社の最大顧客である欧州企業の現地実査が行われる…。実査用提出書類に目を通した本社担当者は、自らの予算枠を使って見栄えのする内容に差し替えようとするが…。 |
15:00(20分) |
【講演】CSRD/ESRS時代に必須のサステナビリティ報告作成術 「欧州CSRDは自社には関係ない」と考えていませんか? サステナビリティ開示は相対評価。海外を含む他社がCSRD/ESRSを意識した開示に移行していけば、未対応企業の評価は相対的に低下するリスクがあります。本講演ではCSRD/ESRSの理解と対応準備を「今」進めるべき3つの理由を明確に解説し、競争力のある開示を行うためのポイントや開示媒体のすみわけについてお話します。業界内で後れを取ることなく投資家やステークホルダーから信頼を得るための一歩を今、踏み出しましょう! |
15:20(30分) |
【講演】サステナビリティ保証の現況と今後の展望 サステナビリティ情報の有価証券報告書への掲載が2023年から開始となり、にわかにサステナビリティ保証業務の重要性が高まっています。そもそもサステナビリティ経営の先進的企業はこれまでも自主的に、温室効果ガス排出量などを対象とする第三者保証を受審してきました。自主的審査の黎明期から保証業務を開始、現時点で年間関与企業数100社超を抱える会計事務所の代表として、サステナビリティ保証の現状や最近の変化、さらにはサステナビリティ情報そのものが抱える主な課題についてお伝えします。 |
15:50(15分) |
質疑応答/総括 |
16:05 |
閉会のあいさつ |
【無料相談窓口】12:00~12:20、16:10~16:30(場所:4階ロビー)
サステナビリティレポート制作における開示やデザインに関するご担当者様のお悩みごとについて、個別の相談窓口を設置いたします。限られた時間内ではございますが、長年にわたって制作に携わってきた専門チームが、現場視点のアドバイスをいたします。
上智大学 名誉教授
上妻 義直氏Yoshinao Kozuma
環境会計論および国際会計論を専門に国内外のCSR動向を踏まえた研究、教育・指導における第一人者で、国内のCSR向上にも寄与。環境省「平成28年度 環境報告ガイドライン及び環境会計ガイドライン改定に向けた研究会」座長、「平成29年度 環境報告等ガイドライン改定に関する検討会」委員長、「環境報告ガイドライン2018年版 解説書等作成に向けた検討会」座長など、多くの公的役職も歴任。『CO2を見える化するカーボンラベル』(中央経済社)など、著書多数。
代表取締役
福島 隆史Takashi Fukushima
公認会計士。1994年より大手監査法人にて環境経営やCSR全般のコンサルティング、検証業務のマネジメントに携わる。2006年独立。SusAを設立し、CSRへの取り組み支援や評価向上支援などを継続して行う。2008年、各種レポート制作をワンストップで直接請け負うSusTBを設立。CSR・財務双方にわたる広範なノウハウを活かし、企業の自主的かつ健全な情報開示をサポート。著書に企業のサステナビリティとESGを1冊に詰め込んだ『CSRエピソード』(幻冬舎)、『ストーリー オブ サステナビリティ』(風詠社)がある。
SusTBコンサルタント
川上佳子Yoshiko Kawakami
中小企業診断士。都市銀行およびシンクタンク(マクロ経済予測、産業予測)を経て、2002年より上場企業の情報開示支援業務に従事。アニュアルレポート、統合報告書、サステナビリティレポートの企画・コンサルティング、制作(インタビュー、原稿執筆を含む)に携わる。サスティ―ビー・コミュニケーションズホームページにてブログ「サステナ情報のヒント」を連載中。
ご来場の皆さまが安心、且つ安全に過ごしていただけるよう、感染症対策にご理解・ご協力をお願いします。
その他の事項につきましてはよみうり大手町ホールのガイドラインに沿って対応いたします。
ご一読お願いいたします。