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多様化するレポーティング状況に対応するために

「何が求められているかが理解できない。」「どのように取り組むか?」「どのように報告するか?」CSR取り組みと報告にかかわる実務担当者の多くが抱えるこういった課題は、知識だけでは解決できないものです。しっかりとした理解と具体的な試行が必要と考え、今回のプログラムをご用意しました。レポーティングにかかわる実務的な課題や最新動向への対応など、ゲーム形式で体験するワークショップに参加していただくことで、楽しみながら実務をシミュレーションします。その後、ワークショップを通じた疑問や課題について、総括として両講師とのフリーディスカッションの時間を設定。さらにご提出いただいた最優秀レポート構成案については、後日サムネイルデザインをサスティービー・コミュニケーションズ(株)からご提供します。

PROGRAM

13:30

主催者あいさつ

13:40

基調講演:「サステナビリティレポーティングに関わる最新動向」
上智大学 経済学部教授 上妻 義直

企業評価においてサステナビリティ情報がますます重要視される中、国内での環境報告ガイドラインの改訂やIIRC、ISO26000、GRI、グローバルコンパクト、CDP、OECDなど関連する海外の情報、動向を踏まえ、企業が留意すべきポイントなどをお話しいただきます。

14:45

講演:「企業支援者から見たCSR取り組みとレポーティング」
ワークショップ:「最新動向に対応したレポーティングの実践」
(株)サステナビリティ会計事務所 / サスティービー・コミュニケーションズ(株) 代表取締役 福島 隆史 / コンサルタント 堀江 美保(環境報告ガイドライン等改訂に関する検討委員会 環境報告ワーキンググループ委員)

様々な動向をどのように考えたらよいのか?まず取り入れるべきものは何か?レポーティングの前提になる活動は? レポーティングに至る過程を体験していただくことで、具体的な取り組みを明確化していきます。

17:00

ワークショップ総括と質疑応答
上妻 義直 氏 
(株)サステナビリティ会計事務所 / サスティービー・コミュニケーションズ(株) 代表取締役 福島 隆史

17:30

閉会

セミナー報告

上智大学経済学部教授 上妻 義直 氏

基調講演

サステナビリティレポーティングに関わる最新動向

上智大学経済学部 教授 上妻 義直 氏

上妻先生による1時間の基調講演では、環境ガイドラインの改訂動向から、皆様が気になるステークホルダーエンゲージメントの方法や事例、IIRC 統合レポートの考え方と現状からの移行ステップなど、最新情報をお話いただきながら、最後は「いますぐ必要な報告書の改善ポイント」で締めくくっていただきました。随所にユーモアを交えつつ、たくさんのエピソードや事例をご紹介いただき、1時間があっという間に過ぎましたが、ご参加の皆様からはまた機会を設けて上妻先生のお話をうかがいたいとのお声を頂戴しました。

  • (アンケートにお寄せいただいた声)
  • ・日本版コーポレートガバナンス・コードの構造や特徴がよくわかった。
  • ・各国の仕組みとの対比の中で日本の位置付けについて、よく理解できた。
  • ・今後計画しているコーポレートガバナンス報告書、方針等の参考となった。
代表取締役  福島 隆史

ワークショップ

最新動向に対応したレポーティングの実践

(株)サステナビリティ会計事務所/サスティービー・コミュニケーションズ(株)
代表取締役 福島 隆史

弊社代表福島がオリジナル作成したシナリオに基づき、ご参加の皆様にサスティグループ(仮想企業)のCSR担当になっていただき、3年間のCSR活動の選択と、3年後のレポート構成案の策定をワークショップ形式で行っていただきました。
具体的には、2014年までに海外の生産拠点を増やし、海外売上比率も上げるといった内容を含むサスティグループの中期経営計画を考慮しながら、限られたコスト枠の範囲内で最大の効果をあげられるよう、62の選択肢からから1年目、2年目、3年目のCSR活動を選択していくという内容でしたが、参加者の皆様には時間に追われながらも熱心に取り組んで頂きました。
実施後のアンケートからは、実務に近く、本当に必要なCSR活動が何なのかを考えるよい機会になった、とてもユニークで興味深い内容だった、との声を頂戴しました。

コンサルタント  堀江 美保

国内外の先進事例

(株)サステナビリティ会計事務所/サスティービー・コミュニケーションズ(株)
コンサルタント 堀江 美保

レポーティング関連トピックスとして、①「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス2012よりサプライチェーンに関する変更のポイント」②「GRIガイドラインG4ドラフトでの追加・変更項目の特徴」③「統合報告の構成・内容イメージの例」をご紹介いたしました。

コンサルタント  堀江 美保

質疑応答

今後、統合レポートで扱う大量の情報をいかにステークホルダーに分かりやすく、かつコンパクトに伝えるか?環境会計は「労多くして功少なし」であるが本当に必要か?といったご質問を頂戴し、上妻先生よりご回答いただきました。 また福島に対しては、難題が降りかかる企業のCSR担当者への励ましの言葉を依頼いただきましたが、それに対するご回答として、ワークショップにおいて福島がどのCSR活動を選択しなかったか、という形で重視すべき活動と、優先度を下げても良いと考える活動をご紹介いたしました。

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